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寒い冬こそ野菜で生活習慣病予防!
2019/12/18
年末に近づくにつれて、だんだんと寒さが厳しくなってきますね。
冬になると、ついつい家にこもりがちになり、普段やっている運動が疎かになったり、
スナック菓子などの体に悪い食べ物を暴飲暴食をしたりと、生活習慣病になる可能性があります。
そこで今回は、生活習慣病を予防するために「栄養・食生活」にフォーカスして、
特に野菜を食べることの重要性について説明していきたいと思います。
国民1人あたりの野菜の平均摂取量
引用:「平成30年国民健康・栄養調査結果の概要」|厚生労働省より
厚生労働省が国民に推奨する「健康日本21」(1)では、"1日野菜350g以上"食べるようにと促しています。
しかし、厚生労働省が実施した「平成30年国民健康・栄養調査結果の概要」(2)によると、
国民1人あたりの野菜の平均摂取量は、成人男性が約290g、成人女性が約270gになっています。
また、男女共に「20代」「30代」「40代」「50代」「60代」「70代」の野菜摂取量を見ると、
どの世代も1日350gの野菜摂取量と比べて少ないことが分かります。
このように、厚生労働省が野菜を「1日野菜350g以上」摂取するように推奨していますが、
現代人はどの世代も、その摂取量に満たないことが分かりました。
野菜を食べるメリット
では、野菜を食べるメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
南九州大学管理栄養学科が2018年に発表した「1日350gの野菜摂取効果」(3)の論文によると、
成人男女11名を対象に1日350gの野菜を摂取する生活を4週間したことで、
"体重の減少,収縮期,拡張期血圧の低下,尿中 Na/K比の低下,善玉菌である乳酸菌比率の増加が認められ,
毎日の食生活の中で,目標量の野菜摂取を意識するだけでも高血圧や肥満などの改善や予防効果が認められ,生活習慣病予防につながることが示唆された"
という結果が出たそうです。
まとめ
このように、現代人に不足しがちな野菜ですが、食べることで生活習慣病予防になるというデータが出ていますので、1日の野菜摂取量は意識した方が良いかと思います。
特に、冬は家にこもりがちになり、健康に不可欠な運動をやらなくなったり、飲み会などで暴飲暴食をしやすい季節です。
生活習慣に気をつけなければ、体調を崩しやすいです。
野菜をしっかり食べ、生活習慣病に備えてみてはどうでしょうか。
また、野菜と共に弊社のサプリメントも一緒に飲むと、よりバランスよく栄養を摂取できるかと思います。
お気軽にお問い合わせください!
【参考文献】
http://www.kenkounippon21.gr.jp/
(2)平成30年国民健康・栄養調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635990.pdf
(3)1日350gの野菜摂取効果
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010921907.pdf