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冬虫夏草の歴史
今から遡ること約4500年。古来中国(漢の時代)より三大宗教として、「道教・儒教・仏教」が民の間に広まっていました。
そのうちのひとつ、「道教」の教えにて
「生物の全ては大自然の神とつながり、神と深い契り(崇拝)を結ぶことによって存在し、恩恵を受けることができる」
という根本理念が布教しました。
やがてその理念は方仙道となり、大自然と向き合うことを理念とした太陽暦や象形文字、薬膳医学、自然哲学が広まりました。
「冬虫夏草」は、子嚢菌類バッカクキン科の昆虫に寄生して発芽する小さなキノコであり、
病気を癒し、気を養える貴重な薬膳として広まりました。
時の皇帝(秦の始皇帝)は、「冬虫夏草」を“不老不死”に効果的であると求め、下界に下りた仙人に探させておりました。
北方からの匈奴の侵略に備え、万里の長城を築き、
西安に壮大な兵馬俑を残した秦の始皇帝の偉大さは「冬虫夏草」の影響とも言われております。
楊貴妃が愛用した冬虫夏草
世界三大美女の一人、楊貴妃二は美貌と若返りのために冬虫夏草を愛用したと伝えられています。
冬虫夏草には、「D-マンニトール」という細胞の水分を保持し肌の状態を良好に保つ成分と「メラトニン」という活性酸素を除去する成分が含まれています。
その為、楊貴妃の美しさを保つために、冬虫夏草の収穫に数万の兵士がかり出され、西安とチベットの間に馬が走る専用路を作らせたと言われています。